大切な愛車は、いつもピカピカにしておきたいものですよね。たまの休日に車を洗い、美しいボディを眺めていると、なんだか毎日にハリが出るようです。
せっかく時間をかけて洗車をしたのですから、なるべく長く美しい状態が続いてほしいと思うのが人情というものですが、車を洗うと見計らったように雨が降ってくる、という経験がある人も多いのではないでしょうか。
雨が降ってきた瞬間に、徒労感に襲われ、生きていることの無常を感じてしまうこともあるかもしれません。けれどももしかすると、その雨は決して偶然ではなく、車を洗うあなたに何かを告げ知らせているのではないでしょうか。
この記事では、洗車後に雨が降ってしまう原因について検証したうえで、洗車後の雨をポジティブに受け入れるための観点を提示していきます。
洗車後に雨が降ってしまう原因
そもそもなぜ、洗車をすると雨が降ってきてしまうのでしょうか。因果関係が把握できれば、洗車後の雨に対策することもできますし、突然の雨にも納得がいくようになるでしょう。
お天道様に監視されているケース
日本では古来から、私たちの行動をつねに見届ける存在として「お天道様」というものが想定されてきました。お天道様というのは太陽に象徴されるイメージであり、物事の道理を司る存在ですから、当然「洗車と雨」の因果関係についても裁量権を持っているはずです。
もちろん、お天道様も鬼ではありませんから、理由もなく洗車後に雨を降らすはずがありません。洗車をした労力を無に帰すような所業をしてくれるからには、洗車をした側に何らかの原因があるはずです。
厄介なのは、お天道様が私たちの行動だけではなく、内心にも監視の目を光らせているということです。心に疚しいものを抱えていない人はそうそういませんから、私たちは潜在的に、いつも洗車後の雨に見舞われる可能性を持っているといえるでしょう。
アメフラシが関与しているケース
アメフラシが岩場に集まると、雨が降ると言われています。アメフラシが岩場に集まるから雨が降るのか、雨が降る時期にアメフラシが岩場に集まるのか、順序関係は謎ですが、アメフラシという名前であるからにはやはりアメフラシが原因となって雨が降っていると考えるのが妥当でしょう。
そのため洗車後に雨が降ってしまう一因としては、アメフラシの動向をつぶさにチェックしていなかったことが挙げられるかもしれません。洗車をするからには降雨の原因について検証しておく必要があり、その最たるものとしてのアメフラシをスルーしていたのでは、雨に見舞われたとしても自業自得と言うよりほかないでしょう。
洗車後に雨に見舞われるメリット
洗車してすぐに雨に降られてしまうと、どうしても「運が悪い」と考えてしまいますが、観点を変えれば洗車直後の雨がかえってラッキーになるケースも存在するはずです。
発想を転換することで、洗車後の雨をポジティブに捉える柔軟な心を持ちましょう。
ボディに垂れる雨粒がいい感じになる
洗車をするとボディについた土埃などが除去されますので、雨に濡れたときに雨粒がベタッとした感じにならず、ツルンと丸みを帯びたいい感じの形状になります。雨粒の形がいい感じになると何となく気分もいい感じになるので、いい感じにその日を過ごせるでしょう。ただ、雨粒が乾けば汚れになりますので、そこに関してはいい感じではありません。
ボディを雨粒がいい感じに滑る
洗車をする際に撥水剤をかけておけば、雨が降ったときに雨粒が水玉になっていい感じにボディを滑っていきます。水の玉がいい感じにボディの曲面を滑っていくのを眺めるのはいい感じなので、いい感じにその日を過ごせるでしょう。ただ、雨粒が乾けば汚れになりますので、そこに関してはいい感じではありません。
ワイパーの水切りがいい感じになる
窓が汚れているときにワイパーをかけると、固着した汚れの凹凸にワイパーが引っかかり、いくらワイパーをかけてもムラができて視界が悪いままになってしまいます。この点、雨が降る前に洗車をしておけばガラスもきれいですので、ワイパーはいい感じに水を切ってくれるでしょう。ワイパーがいい感じに水を切ってくれれば視界もいい感じになりますので、雨でもいい感じにドライブができるはずです。ただ、雨の中で走行するとボディの下回りが余計に汚れることになるので、そこに関してはいい感じではありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?やはり洗車後の雨には何もいいことがないので、車を洗う前にしっかり天気予報を確認しておきましょう。できれば週間の天気までチェックしておきたいところですね!